黒い女はチョロそうですか？

ある日のことでござひます。
休日早朝の寒い外苑東通りを歩いていると、前方からやってきた、赤いチェックのオーバーオール着てボサついたひっつめ髪の中年（たぶん）の女性に話しかけられました。
「すみません、喘息の発作でタクシーでかかりつけ医に行きたいのですが、お金がありません。27日に必ず返すので、貸してもらえませんか」
はあ？？？
喘息でそんな喋れるんすか、喘息でここまですたすた歩いて来たんすか、こんな早朝にかかりつけ医とやらは開いてるんですか、来た道ちょい戻ったとこの大病院の救急受付に行った方が早くないすか、てか、いきなり知らん奴に金渡すと思うとるんすか。
ツッコミ所どっさりなのはさておき、もちろんお断わりだ！
「現金は持ち歩いてません」
「じゃあ、PayPayでもいいです」
肩から下げていたスマートホンを持ち上げながら近寄って来る。
貰う気満々だなおい。
てゆーか、キモチワルイんですけど。
「PayPayはやってません」
えええええー？！という表情になる女。
ホントにPayPayやってないんだもん。
クレジットカード派なもんでね。ほほほ。
「この先の警察で相談したらどうですか」
と言うと去って行きました。
5秒ほど歩いたとこで、万が一もし本当に困ってる人だったら、そこまで連れて行ってあげるとか救急車呼ぶとかした方がいいのかしら？と、ココロを入れ替え振り返ると、もう消えていました。
ケッ。
こんなわかりやすい寸借詐欺にお金渡しちゃう人いる？
もしかして私、チョロそうに見えたんでしょうか。（’＿’；

受診券

近所の病院に健診の予約の電話をしました。
「事前に問診票を取りに来ていただきたいんですけど、準備があるので今から1時間後以降でしたら、いつでもお渡しできます。どうしても来られない場合は当日に記入していただくのでも大丈夫です」
「今日の夕方に行きます」

約10分後、病院から電話。
「健診の予約をいただきましたが、まだ問診票を取りに来ていただいてないですよね？　いつ来られます？」
電話をかけてきたのは別の人で、まだの人を一律に抽出しただけということは容易に想像できるので、
「今日の夕方に行きますと予約の時に伝えましたが」
とだけ言って電話終了。
しかし、ココロの中では、
「いやいやいや、ついさっき予約したばかりだし！　来ていいの1時間後以降って言ったじゃん！」
と、毒づいておりました。
まだまだじゃのう。

夕方、書類を受け取り、受診券と保険証のコピーを取られ、受診券はいつもならこの時に病院預かりとなっていたのが返されたので、何か事故でもあって当日持参に変更になったのかな？と思いつつ帰宅。

翌日、また病院から電話。
「昨日、受診券のコピーを取らせていただいたんですけど、お預かりするのを忘れまして、実は現物が必要なので、持って来ていただけますか？」
変更じゃなかった。
何か混乱が起きているもよう。
（≧▽≦）

靴が

まっ平な場所にもかかわらず、靴が何か引っかかったような感じがしたと思った次の瞬間、靴底がペタリと落ちておりました。
なんですと？！
カカトが丸くカットされたシェイプアップシューズ。
靴底は厚いクッションになっているのですが、厚みの中央からスライスされたようにボロリと。
たまに靴底が道端に落ちてるのを目撃することがあって、ナニコレ？といつも思っていたのですが、こういうことですかい。

縫ってあるきちんとした革靴では起こらない。
合皮を接着してるだけのスニーカーではよく起こる現象なのでしょうか？
オドリ以外でもスニーカーは愛用してますが、底のデコボコがすり減ってわりとすぐサヨナラとなるので、今までこんなことに遭遇したことがなかったのでありんす。

ひとまず応急処置で現場にあったガムテープでぐるぐる留め。
ああ、子供の頃からきちんとした靴を履くことをココロガケて、イメルダとお呼びってな靴持ちだったあたくしがこんな恥ずかしい靴を履いてるなんて。
しかも、これから銀座に行かなきゃなのにー。
今日はキャンセルしてもう家に帰っちゃおうかなあ。
ところが最寄り駅まで10分も歩かぬうちにガムテープ留めから靴底がズレてきてかなりやばい。
靴屋までは徒歩約30分。
だめだ、徒歩で靴屋はもちろん、家までも辿り着けない。
こんな靴で電車に乗れるかーーーッ！
しくしくしく。
でもみんなスマホに夢中で気づいてなかったよ。（と思いたい）

恥ずかしい靴で来た客にも、スケッチャーズのおにいさんは親切に接客してくださりました。（Ｔ▽Ｔ）
そそくさと選んで履き替えて、ぶじ銀座に行きましたとさ。

承認可決の次は未取組

カード会社から電話がかかってきました。
「24日の深夜1時半頃に海外経由で54万円の買い物をされましたか？」
しておりませぬ。
「失礼ですが、ご家族や同居の方が使用されたということはありませんか？」
忘れたいけど忘れてなかった、懐かしいフレーズ。
受験料の支払いで使った決済会社が情報漏洩やらかして、私のカード番号が盗用されたんですってさ。
「ご本人様の利用ではないということが確認できましたのでこちらで処理いたします。売上にはなりません」
今は承認可決ですね。
ついつい専門用語を口走りそうになるうー。
ヘイヘイホー♪
次はカード停止、別番号で再発行、継続利用の支払い変更の案内ですね。
ほほほほほ。
「何かご質問はありますか」
ポイントはどうなりますか？とか、まだ請求が届いてない売り上げはどうなりますか？とか、あほっぽく訊いてみた方がよかったですかね。
クレジットカード会社で働いてた時、1秒でも早く電話を終わらせたかったあたくし。
知ってるから聞かないヨ。（＾＾；

失われたピアス

失われぬピアス　https://evercolor.blog.ss-blog.jp/2018-05-18
という投稿を以前しておりました。

しかし！ついに！ファーストピアスが失われました！
片方だけね。

地下鉄のホームへ向かう下りエスカレーターで、耳栓を付け直そうとしたらヒモにひっかかった感じがあって、あれっと思ったので触ってみると、キャッチだけが手に。
本体はエスカレーターのギザギザした溝の中。
あなや。
買い物した包みに付けられてた『本日中にお召し上がりください』という紙を留めてるセロハンテープで救出しようとするも、それまで誰もいなかったのに突如エスカレーターを歩く女子が登場。
エスカレーターの上を歩くな！と心の中で毒づきつつも道を譲ってたらば、あっという間に終着点に来てしまい、ピアスはそのまま吸い込まれてしまいましたーーー！
引っかかってエスカレーターが止まるようなことにならなくてヨカッタ。
（＾。＾；

めずらしく答えられたと思ったけども

アヤシイ格好してるにもかかわらずよく道を訊かれるということを度々書いておりますが、
　→どこへ行っても宇宙人
　→宇宙人に道を訊く
　→なぜ宇宙人に道を訊く
同様に、この電車はなんたら駅に行くかとか訊かれることもよくあります。
これもなぜか日常エリアじゃない路線で訊かれるのよねえ。（遠い目
自分の乗換駅と目的地しか知らんがな。

京浜東北線に延々と乗っていた日のこと。
ボーッとしてたら、蒲田行進曲が聞こえてきました。
そうか、蒲田駅の発車メロディは蒲田行進曲なのかー。
と薄ぼんやり考え、それからどのくらい乗ってたか忘れましたが、でっかいバックパック背負ってでっかいスーツケース持った外国人グループが、どっかの駅で発車間際にわあわあと慌てて乗り込んで来ました。
一人がしばし次の停車駅案内画面を見つめていた後、近くにいたスーツの男性に訊きました。
「カマタ？」
男性はスマホでシャッシャと調べ始めましたが、ちっとも目的のものが出て来ない様子。
そういやさっき、蒲田行進曲聞いたんだったわ。
「カマタは逆だヨ」
めずらしく教えたげられたよー。ヽ(´∀｀)ノ
てか、今回アタシは訊かれてなかった。（汗

またぷちDIY

汗をかく時期は皮バンドの腕時計はフニャけてまう。
お気に入りのハロウィンモデルスウォッチは壊れたし、こりゃカワイイすぎるぜ！と思いながら、ラバー？プラスチック？バンドのディズニー腕時計を着けておりました。
先日、駅のベンチに座っていた時のこと。
急に腕の感触がフワッとなったと思ったら、バンドが千切れてるではあーりませんか！
なんちうこったい。
バンド交換っていくらくらいするの？
自分で換えられるんじゃね？
と思ったので検索してみたら、カーフだのクロコダイルだの、皮素材ばかりヒット。
汗かく時期用だから皮じゃダメなんだってばさ！
しかも、時計本体よりも高価ではあーりませんか。
そんな高級時計ではありませんー。
ようやく通販でナイロンのみつけてポチリ。
送料入れてもたったの586円。♪

右のはずかしくも派手派手しいディズニーバンドが千切れたやつ。
もちろん自分で替えたヨ。
電池も自分で交換。
こちらもたったの179円。
ほほほ。
サイトのサンプル写真はもう少し薄い水色だったので、紺色のにするか迷ったけど、この色でピッタリだったね。
いえい。

ぷちDIY

今はなきLaox新所沢店で買った愛用のエスプレッソマシンの調子が少し前から悪くて、プラグを挿した時に、微妙な調整が必要とされておりました。
コード内で断線してるらしく、プラグ付近のコードの曲がり具合で電源が入ったり入らなかったりするの。
ある日、何かがチカッと光ったような気がしました。
ん？
いつものようにコードの角度をコネコネすると、もう一度光った！
というか、小さな火花出たー。
内部の断線どころか、外側も破け始めているもよう。
こりゃいかん。
すぐさま部品をポチりました。
危ないので、届くまでの数日はエスプレッソ中止。
いただきものの簡易ドリップコーヒーでしのぎました。

まずヤヴァイやつちょん切って、

少しコード剥いて中の導線出して、新しい部品に巻きつけて、ネジ留めて終了～。
東芝製品にパナソニックのパーツだけどいいのだ。

これまでは抜き差しに握る部分が、いまに溶けるんじゃ？てなカンジに熱くなってたのが、新しいのは全く熱くないという嬉しいオマケつき。
やったね。ヽ(´∀｀)ノ
たったの234円。

海外ドラマ観すぎやん。

先日、数歩歩いてバタッと音たてて派手に倒れる→流血しながら起き上がる→数歩歩いて（以下繰り返し）という高齢男性に遭遇し、救急車を呼んだのですが、
「この緊急通報番号はあなたの地域では有効ではありません」
てな英語アナウンスが流れるではあーりませんか。
なんでや！！！
となって、約2秒くらいで間違いに気付きました。


911にかけてもた。（北米の緊急通報用番号）

えっとー、110じゃなくて、なんだっけ？
これまた2秒くらい考えて、おう、119か。
いかんわー。
(^▽^;)＼(^_^;)バシッ

なんでもかんでも911で済む北米は迷わなくてええのう。
でも北米で緊急通報できる自信は全くないぜ。（キッパリ
調べてみたら、警察・救急・消防、全部別番号という国も結構あるようです。
意外と知られてないけど、日本では110・119のほかに、海上118もあります。
さすが島国だね。

なお、救急車はすぐ来て、男性は無事運ばれて行きました。

にゃんこ狂想曲

実家滞在中の朝早く。
「ねこが歩いてる！」と、外に何か取りに行った母。「ねこがいるの！ねこ！ねこ！」
は？

実家の広大なマンション村はペットOKですが、共用スペースを歩くのは禁止。（散歩の時は敷地内は抱いてまたはバギーなどに乗せて外へ移動）
見に行くと、少し先の柱の陰に座り込んでるにゃんこ一匹。
迂闊に触ろうとするとはたかれる恐れがあるので、やや距離をとりつつ手をヒラヒラさせると、ちょっと鳴いたけど、フーッ！とかシャー！とかではナイ。
銘柄はあまり詳しくありませんが、飼い猫でしかもブランド猫ぽい。（たぶんアビシニアン)
どこから来たね？
隣の部屋で猫を飼っているのは知っているけれど、この猫かどうかは知らない、と母。

管理室に連絡して、ひょろりな警備員さんが来てくれたはいいけれど、手袋脱いでヒラヒラさせた以外は、なんか所在なげに見てるだけ。
「フロントで保護とかするんですか？」
「うーん、でも入れ物かなんかないとねえ」
母が持って来たダンボール箱をそばに置いてみたけど、なんか嫌そう。
にゃんこは箱に入るのが好きかと思ってたけど、さすがに知らん環境ではそうでもないのだにゃ。
警備員さんは相変わらず所在なさげというか、どう触っていいかわからない様子。
しょーもな。
猫パンチ覚悟で私が抱き上げると、ちょっと鳴いたけど、暴れることもなく（喜んでもないみたいだったけど）大人しく捕獲されてくれました。
嫌がって逃げちゃうといかんので、片手で抱えつつ、もう片方の手でずっとこちょこちょしながら、結局私が２棟先のフロントまで運んで腕が痺れた。（爆
じゃ、お願いします、と預けた途端に鳴き始めたので、猫も警備員さんも気の毒であった。
（￣▽￣；

朝食も終わり、母は出かけ、後片付けも済んだ９時半頃、父がゴミ出しに行くと言うので、じゃあついでに飼い主が現れたか訊いてきてよと言うも、方向がぜんぜん違うからダメ、と。
あっそ。
しばらくして戻ってきた父、
「飼い主判明！　10件先の人。今、奥さんと一緒にフロントに行った」
途中の廊下に、下を覗いてる男の人がいて、戻って来るとまだ覗いていたので、もしやと思い話しかけてみると、子供が窓を開けて猫が抜け出してしまったとのこと。
開けたと言ってもほんの少しで、いつも気をつけてて柵もあったらしいけど、猫はヤワラカイもんねえ。
そして、抜け出してみたものの、おうちがわからなくなってしまったのだね。

少しして、無事受け取りました！と、猫とご夫婦で報告に見えられました。
よかったよかった。
ご主人に抱っこされた猫は、さっきより大きく見えました。
夜に、クッキー持って再度お礼にいらしたそうな。
まあなんてご丁寧な。
私はもういなかったのでクッキー食べられなかったけど。（爆

^ↀᴥↀ^