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M先生の思ひ出 [music and art works]

杉田かおるさんの対談を読んでたら、高校の社会科の故M先生の話が出てきて、そういやM先生の授業中によく楽譜書いてたなー、と思い出しました。

私が通ってた高校は普通科ですが、半分くらいが選択授業。
取ってた授業の一つに『器楽』というのがあって、内容は好きな人と組んで好きなものを演奏するというものでした。

この曲をやりたいからこの楽器の人と組む、というのが多分まともな手順。
しかし、選曲もメンバーも自由にやらせてもらった結果、まず誰かと組んでからやりたい曲を考えるもんだから、なんすかその編成?みたいなわけわからんことに。
曲だの楽譜だの以前にそんな編成この世に存在しねえ。

そんなわけで、私は授業中によく、ウォークマンのイヤホンを袖の中に隠して採譜して編曲して総譜とパート譜書いて・・・ということをやってました。
M先生の授業中がいちばん作業が捗ったのですわー。(をぃ
今思えばどうして私ばっかり編曲してたのかしら。ははははは。

先生はよく教室が騒がしいと、
「うるさい!」
って、怒ったんだけど、それでシーンとなると、さっと真顔になって、
「では授業に戻る」
と言って、何事もなかったのようにさっきの続きを始めるのが印象的。

私が何やってるか丸見えだったと思うんだけど、一度も注意されたことないので、黙認してくれてたのでありましょう。
授業中に時々目が合うとニコッとされたの。
いちおう言い訳すると、ノートはちゃんととってたし、騒いで授業の邪魔することはなかったしさ。(汗

かくして、
「バルトークも作らない」
と褒められた(たぶん)、アバンギャルドな楽譜は、M先生の授業中に多数作成されたのでしたー。


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