国際ロマンス詐欺で遊んでみた。序章

ある日のことでござひます。
facebookに見知らぬ白人のオッサンからメッセージもなしに友達申請が来ました。
アメリカ在住、アメリカ出身、妻と死別、名前と顔写真以外はプロフィールも投稿も何もなし。
なんだコイツ。
数増やすためだけにリクエスト送って来る人もたまにいるけど、何をしようとしている？
ためしに承認してみよ。
半日寝かせた後、ポチリ。
次の瞬間、明らかにウエブを翻訳使ったとわかるわけわからん日本語メッセージが。

「こんにちわ。あなたはどのようにご機嫌いかがですか？」
英語で返信。
「アンタのメッセージ、全く意味不明だよ！」
「あなたが英語が出来るとは知らなかった」
知らなかったじゃねえよ。
当時、『言語：日本語、アメリカ英語』と公開プロフィールに載せていたのです。（現在は非表示）
こいつ、私のプロフィール全く見てないのバレバレだな。

その後に来た長文その他を要約するとこんなカンジ。
・自分は米軍勤務で現在アフガニスタンに赴任中
・何年か前に妻を亡くした
・幼い娘がいて乳母が面倒をみている
・結婚相手を探している

結婚相手を探してるとかいきなり言われてもさあー。
ていうか、相手のプロフィールも見ないでよくそんなこと言えるな。
今では定番の内容ですが、この時は国際ロマンス詐欺なんて言葉は知りませんでした。
ニュースで報道され始めたのはそれからしばらくたってから。

詳細は省きますが、英語がかなりいい加減な私が見ても、明らかにおかしい文がチラホラ。
なんだコイツ。
on the rebound 真っ只中の人かと思いきや、アメリカ人じゃねえな。
「あなたはナイスで優しいアジアの女性を求めてるのかもしれないけれど、私は違うから。facebookで出会い系アプリ的なことやりたいなら他所でやって。友達リストからもさっさと削除して構わない」
「君はなんて厳しい人なんだ！」
というようなやり取りで終了しました。
外国人男性が想像する日本人女性像を破壊してしまたヨ。

ちょっと前に思い出してメッセンジャーを開いてみたら、このアカウントはfacebookによって審査保留されています、みたいな表示になっていて、その数日後には完全に削除されてしまいました。
たまに読み返しておもろかったよなあー。
ログとっておけばよかった。

とか考えてたら、久々に来たのですよ。
スッカスカのやつから友達申請。
(ﾟ∀ﾟ)　キラーン！